読書好き60人が選ぶ、夏目漱石のおすすめ人気小説・作品ランキング9選

夏目漱石のおすすめ小説・作品ランキング9選

夏目漱石(なつめ そうせき)の小説・作品で、おすすめが知りたい方へ。

おすすめリサーチ.com 編集部では、読書好き60人に「一番好きな夏目漱石の作品は?」という独自アンケート調査を行いました。この記事では、その集計結果をもとに、おすすめの作品や読者の口コミ・感想を紹介します。

夏目漱石の小説・作品を読もうと思っている方は、ぜひ参考にしてください。

 

ざっくりまとめ

おすすめリサーチ編集部

独自アンケート調査による、夏目漱石の人気作品ランキング第3位は『吾輩は猫である』、第2位は『坊ちゃん』、第1位は『こゝろ』でした。

 

第3位:『吾輩は猫である』

夏目漱石のデビュー作であり、明治時代の生活・様子が興味深く読める『吾輩は猫である』が3位に選ばれました。時代が分かるだけでなく、猫のひねくれた視点も好評でした。

 

第2位:『坊っちゃん』

主人公の若くて正直・まっすぐな魅力、文章のスピード感もあって、万人が楽しく読める『坊っちゃん』が2位に選ばれました。読書が苦手な方でも楽しく読めるでしょう。

 

第1位:『こゝろ』

教科書にも載っている『こゝろ』が圧倒的な第1位でした。「年を重ねるたびに読み返したくなる」という声が多く、一生の付き合いとなりうる一冊だといえるでしょう。

 

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そもそも夏目漱石とは

夏目漱石

夏目漱石(1867年 – 1916年)は、日本の小説家・評論家・俳人・英文学者です。

明治時代〜大正時代にかけて活躍した、近代日本文学を代表する作家の一人です。

夏目漱石の生い立ち・人生

夏目漱石(本名は夏目金之助)は、1867年2月9日に江戸で生まれました。

父親は、金遣いの荒い祖父の代で傾いた夏目家を一代で立て直した名主でしたが、母親が高齢で出産したこと、5番目の子どもだったこともあり、夏目家に仕えていた塩原昌之助のところへ養子に出されました。しかし、夏目漱石が7歳のときに塩原昌之助の不倫が発覚したため、塩原家が家庭不和に。夏目漱石は実家に戻ることとなります。

こうして夏目漱石は実家には戻ったものの、実父と養父のいざこざがあり、夏目家に復籍したのは、21歳のときでした

その後、諸事情で複数の学校を中退しますが、最終的には、私立大学で教師をして自立しながら、予備門(東京大学の予備校)に通います。当時、ほとんどの科目で首席であり、非常に優秀な生徒でした

夏目漱石は、予備門時代の1989年に、親友となる俳人の正岡子規と出会います。正岡子規の文集『七草集』の巻末に漢文で批評文を提供したことから、二人の本格的な友情が始まりました。「漱石」はそもそも正岡子規の数多くあるペンネームのひとつでしたが、この時期に譲り受けて、「夏目漱石」を名乗るようになっています。二人の友情は正岡子規が亡くなるまで続きました。

大学卒業後は、高等師範学校の英語教師になるも、失恋や肺結核などで体調が優れず、療養も兼ねて愛媛県の松山に英語教師として赴任します。松山は、正岡子規の故郷でもあり、正岡子規も大学を中退後に松山に戻っていたため、二人はこの時期に俳句に精進しました。

1900年になると、英語教育法の研究をするためにイギリス留学を文部省から命じられます。しかし、ロンドンでも大学授業の聴講を勝手にやめて引き篭ったり・極度の神経衰弱に陥ったりと体調が優れず、1902年には当初の予定よりも早く帰国することとなりました。

帰国後は、東京大学の講師などを勤めますが、分析的な夏目漱石の授業は退屈で不人気でした。指導していた生徒が自殺してしまう事件などもあり、夏目漱石のメンタル面は優れない状態が続きました。

そんな夏目漱石は、高浜虚子から精神療養の一貫としての創作活動を勧められて、デビュー作となる『吾輩は猫である』を書き上げました。1905年、夏目漱石が38歳のときのことです。これが『ホトトギス』に掲載されて人気を博したため、夏目漱石は作家として生きていくことを望むようになり、『倫敦塔』や『坊っちゃん』などを執筆。人気作家に上り詰めていきます。1907年には、教師を辞めて、朝日新聞者に入社。職業作家として生きていくことになります。

1910年には、前期三部作といわれる『三四郎』『それから』に続く『門』を執筆中に胃潰瘍を発症して入院。退院後の療養中に大吐血して生死を彷徨うなどしたことで、人生観や作品などに影響がありました。その結果、人間のエゴイズムなどが作品のテーマになっていき、後期三部作といわれる『彼岸過迄』『行人』『こゝろ』に繋がっていきます。

1915年には5回目の胃潰瘍に倒れ、1916年には糖尿病も重なって、49歳で人生を終えました。

夏目漱石の作風・評価

夏目漱石の作風は、リアルさにこだわった当時の主流派である「自然主義」と対立する「余裕派」と呼ばれました。

これは人生や現実の出来事をどこか高みから眺めたような、余裕をもって物事を捉えた一派のことです。夏目漱石や高浜虚子、正岡子規など、夏目漱石周りの人間が余裕派と分類されています。

 

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夏目漱石のおすすめ人気小説・作品ランキング9選

読書好き60人にアンケート調査を実施しました!

今回、おすすめリサーチ.com 編集部が、独自に読書好き60人にアンケート調査を実施しました

夏目漱石の一番好きな作品を教えてもらい、集計をした結果を口コミ・感想とともに発表します。

6位の小説・作品4選(各1票)

4作品が、それぞれ1票を獲得して、6位にランクインしました。

『それから』のあらすじと口コミ・感想

あらすじ

『それから』は大学卒業後三十歳になっても無職のインテリ男性、代助の物語。

資産家の実家に毎月の生活費をもらいながら読書や音楽会などの文化的な活動をして遊び暮らす代助。そんな彼には平岡という就職して京阪地方に赴任した学生時代の親友がいました。ある時、平岡が東京に戻ってきます。平岡は会社の横領事件に巻き込まれ、職を失い、しかも借金を背負っていました。

学生時代は唯一無二の親友だった平岡は、社会にもまれて別人のようになり、代助とは話が合わなくなっています。そして平岡の妻、三千代の体調が悪そうです。代助は三千代を彼女が平岡と結婚する前から知っていて、平岡との結婚祝いに彼女に指輪を送ったような仲でした。

代助の三千代への思いは「親友の奥さん」というものをはるかに超えていました。そう、代助は彼女が平岡に嫁ぐ前から三千代を自覚なしに愛していたのです。しかしかつての代助は、友情のために、三千代を平岡に譲ってしまったのでした。そして今、平岡と心が離れたときに自分が三千代を愛していたことに改めて気が付きます。

そんな代助がとった行動は……

宇美の文学より

投票者の口コミ・コメント

卒業論文で扱った本なので一番思い入れがあります。そして、今でも考え続けている本です。100年前の日本が舞台でありがら現代と通じるところがあって面白いです。なんと主人公はニート!時代が変わっても日本人の本質は変わらないのかも…と思ったりもします。

(30代・女性)

『倫敦消息』のあらすじと口コミ・感想

あらすじ

明治期の文学者、夏目漱石の小品。

初出は「ホトトギス」[1901(明治34)年]。もとになったのは1900(明治33)年からイギリスに留学していた漱石が「子規の病気を慰めんが為に」親友の正岡子規に書き送った日記形式の手紙である。

子規はこの手紙に「倫敦消息」というタイトルをつけて「ホトトギス」に載せた。ロンドンでの下宿生活の日常と世界情勢が自由に気楽に書かれている。

Wikipediaより

投票者の口コミ・コメント

夏目漱石のロンドン時代を中心に書かれた、今でいうエッセイ。時代がかなり変わった現代にも通じる、当時のイギリスにおいて孤独を感じている様子や、家族のことで苦悩をしている夏目漱石の気持ちを感じることができる作品。

(30代・女性)

虞美人草』のあらすじと口コミ・感想

あらすじ

甲野藤尾は虚栄心の強い美貌の女性。兄の欽吾が神経衰弱(鬱病)療養により世間とは距離を置き、家督相続を放棄しているのを良いことに、亡き父親の洋行帰りの品で遺品でもある金時計をエサにし、小野と宗近という二人の男性を天秤にかけ、彼らが狼狽する様を楽しんでいた。欽吾にとっては継母で藤尾の実の母親は口では継子の欽吾の身を案じているものの、いずれは藤尾とその夫が亡夫の遺産を全て相続すると考えていた。また、藤尾は自分を慕い訪ねて来る小野に講釈をさせては独自の解釈で小野の心を誑かしていた。

一方、小野は恩師井上狐堂の愛娘である小夜子を妻に娶るという口約束を交わしており、老い衰えた井上と小夜子は生活に窮し、小野を頼って京都から上京する。藤尾への恋慕を抱える小野は義理と人情の板挟みに密かに苦しんでいた。

一方、快活で剛毅な性格の宗近は外交官の試験に及第するため勉学に励んでいた。若くして隠棲している欽吾の身を案じ、しっかり者の妹糸子と父親と共に生活を送っていた。

上野公園で行われた東京勧業博覧会見物に藤尾、欽吾、宗近、糸子は繰り出す。一方、小野は井上と小夜子を案内していたが人に中てられた二人を休ませるためカフェで休憩している際に藤尾たちに目撃されていた。藤尾は後日、小野を回りくどく問い詰める。一方、小夜子は博士論文の提出を控えているという小野の変貌ぶりに驚いていた。欽吾は宗近宅を訪ね、糸子と世間話をする。糸子は欽吾に思いを寄せていたが欽吾は自分には養えないと婉曲に断る。藤尾に対する憧れを口にした糸子に欽吾は「藤尾のような女がいると殺される人間が5人はいます」と打ち明け、「貴方はそのままでいてください」と糸子に語る。欽吾は改めて藤尾の気持ちを確認するが、藤尾には宗近の嫁になる意志はなく、小野に固執していた。

小野は知人の浅井を通じて小夜子との縁談を断るつもりでいた。一方、宗近は外交官の試験に及第し、糸子に報告するが糸子は連れない態度をとる。甲野の嫁になる気はないかと尋ねると泣き出す。糸子は欽吾に恋慕しており、欽吾も糸子に好意はあったがまるでなにもかも諦めているように断った。

宗近は報告と出家する素振りの欽吾の心境を尋ねるため甲野家を訪れる。だが、藤尾のもとに小野が訪れていることを目撃する。宗近が欽吾を問い詰めると欽吾は継母の真意に沿うように自分が悪者になって家を捨て、財産の全てを藤尾と継母に委ねるつもりだと吐露する。そんな欽吾に宗近は糸子を娶ってくれと頼み込む。世間の全てが欽吾の敵となっても糸子だけは味方になると欽吾を説得する。

一方、小野に依頼された浅井は井上を訪ね、博士号取得を理由に小夜子との縁談をなかったことにして欲しいと頼み込む。その替わりに生活の援助はするという小野の言葉を浅井は伝えるが、井上は激昂し、人の娘をなんだと思っていると浅井に怒りをぶちまける。小夜子は浅井と父のやり取りを聞いて落涙する。

井上の態度に悩んだ浅井は宗近に相談する。その頃、小野は藤尾と約束した駆け落ちを果たすべきか迷っていた。そこに宗近が乗り込む。そして人の道を説き、真面目になるべきだと懇々と説得する。

欽吾は甲野家を出る意志を固める。糸子が迎えに来ていた。父の肖像画だけを持って家を出ようという欽吾に継母は世間体を口にして押し留める。其処に宗近と小野、小夜子が連れだって現れる。そして小野が連れた小夜子こそが彼の妻となる女性だと紹介する。一方、待てども待ち合わせに現れない小野に業を煮やした藤尾は甲野家に戻り、小夜子を伴った小野に対面。謝罪された上で小夜子が自分の妻となる女性と紹介される。藤尾は宗近に見せつけるように金時計を取り出すが、宗近からこんなものが欲しくて酔狂な真似をしたのではないと突き放される。

藤尾は毒をあおって自死した。

Wikipediaより

投票者の口コミ・コメント

その世界観が好きです。

物静かで知的な書生さん、喜怒哀楽の激しい女子、かれらの仕草や言葉が好きです。

愛嬌というのはね、自分より強いものを倒すための柔らかい武器なのですよ、などという台詞がさらりとでてくるのに、十代のときにドキドキしながら読みました

昔の若者のキャラクターがそれぞれはっきりしています。

特に、激しい女子である藤尾の存在感は圧倒的でした。

(40代・女性)

『文鳥』のあらすじと口コミ・感想

あらすじ

三重吉に勧められて、文鳥を飼うことにした主人公が最初は世話をし、文鳥の姿に様々な感慨を抱くが、小説を書くのに忙しくなって、世話を怠るようになると、「家人(うちのもの)」がかわりに世話をするようになった。

主人公が気のすすまない用事で2日ほど文鳥をかまわなかった時、文鳥は死んでしまう。主人公は家政婦を呼ぶと、書斎の座布団の上に置いた文鳥の亡骸を持って目の前に放り出し、「餌をやらないから、とうとう死んでしまった」と言いながら彼女を睨みつけたが、相手はうつむいて黙ったままだった。

主人公は机の方へ向き直ると三重吉へ端書を書いた。「家人(うちのもの)が餌をやらないものだから、文鳥はとうとう死んでしまった。たのみもせぬものを籠へ入れて、しかも餌をやる義務さえ尽くさないのは残酷の至りだ」という文面だった。

三重吉からは文鳥は可愛想な事を致しましたとあるばかりで家人が悪いとも残酷だとも書いてない返事がきただけだった。

Wikipediaより

投票者の口コミ・コメント

Twitterやインスタで鳥ブームになっていることもあり、文鳥の愛らしい写真を見る度に、夏目漱石が文鳥を死なせてしまったことを思い出します。夏目漱石=オフィーリアや夢十夜のような美しい、ハイセンスなイメージがあり、文鳥もまたその象徴である気がするのです。

私も美しいものは大好きで、文鳥を飼ってみたい思いもありますが、生活リズムが滅茶苦茶な自分は、この小説のように淡々と死なせてしまう自信もあるので、キレイなものを身近に置きたい気持ちよりも命を大切にしなければならい反面教師として、定期的にこの作品を思い出すようにしています。

(40代・女性)

5位:『三四郎』(3票)

第5位には、『三四郎』が選ばれました。

『三四郎』のあらすじ

あらすじ

熊本の高等学校を卒業し、東京帝国大学に合格した真面目な主人公の三四郎は、23歳だが女性経験がない田舎者。女性と共に相部屋で一晩を過ごすが、気を遣うばかりで手も触れず、「度胸のない方ですね」と別れ際に言われる始末。

東京の喧騒に辟易していた三四郎は、自由気ままで美しい美禰子(みねこ)という都会の女性に出会い、一目惚れする。その後三四郎は、大学の友人の与次郎、同郷の先輩の野々宮、英語教師の広田、野々宮の妹のよし子らとも交友を深める。

ある日三四郎は、彼らと菊人形の見物に出かける。途中で美禰子は気分が悪いと言いだし、三四郎と彼女は一行から離れる。彼女は三四郎に、「迷子」の英訳は「stray sheep」であるのだと話す。石を飛び越えるときに美禰子は躓き、三四郎に抱きかかるように倒れ、彼の腕の中で「stray sheep」と囁いた。

三四郎が美禰子に誘われて画家の原口の絵画展へ行くと、そこで野々宮と鉢合わせる。美禰子は野々宮をもてあそぶかのように、三四郎に囁く素振りをする。彼女のそんな態度に腹が立つと同時に、三四郎は彼女に恋をしていると自覚する。だが、美禰子の気持ちが誰に向いているのかが分からない。

三四郎の帰省の間に、美禰子は彼女の兄の友人と結婚し、三四郎は失恋した。原口が美禰子を描いた「森の女」と題した絵が評判となり、それを見た彼は、絵に相応しい題は「stray sheep」だと感じ、口の中で「stray sheep」と繰り返した。

ダヴィンチニュースより

投票者の口コミ・感想

投票者の口コミ・コメント

夏目漱石の作品の中でも一番好きな作品は、三四郎です。漱石中期のちょうど勢いがある時代の作品で、漱石が一番表現したかった人と人との間の疑心暗鬼に陥るなんとも言えない不安感など、誰でも持っているようなマイナスの部分をテーマにした作品だと思います。男女の恋愛をメインにした漱石作品の中でも一番分かりやすい作品なので、一番好きです。

(40代・男性)

投票者の口コミ・コメント

熊本の学生が上京して東京の波に飲まれていくその描写が、三四郎が当事者の自分を観察するような目で書かれている気がして、押し寄せる明治の文明開化の波に飲まれていかざるを得ない三四郎の戸惑いが現れている気がします。戸惑いの象徴が美禰子の存在で、美禰子が三四郎に道を譲って泥の水たまりに足がはまってしまうところは、女性のまとう抗えない魅力に惑う自分にすら戸惑いながら惹かれていくようで共感を感じます。美禰子の「ストレイシープ」の言葉も、迷える子羊の自分を救い出して欲しいという願望かもしれません。

(50代・男性)

投票者の口コミ・コメント

田舎から上京した青年の東京での生活のあれこれを描いている。日露戦争後の東京の風俗や人々の暮らし、人間関係、当時の人々の考え方など興味深く読んだ。地方に住んでいる人間としては、上京する列車の中での出来事なども面白いと思った。たとえば、列車が大阪・京都と東に近づくにつれて、女性がだんだん色白になっていくところなど、地域ごとの特色や差が大きかった時代ならではのことで、三四郎と一緒に旅をしているような気持ちになった

(60代・女性)

4位:『夢十夜』(6票)

第4位には、『夢十夜』が選ばれました。

『夢十夜』のあらすじ

あらすじ

第一夜
『こんな夢を見た。腕組をして枕元に坐っていると、仰向に寝た女が…』死ぬ間際の女に「百年待っていて下さい」と自分は頼まれる。女の墓の横で待ち始めた自分は、赤い日が東から昇り、西へ沈むのを何度も見る。そのうちに女に騙されたのではないかと自分は疑い始める。その自分の前に、一輪の真白な百合が伸びてくる。いつの間にか百年が過ぎていた。

第二夜
『こんな夢を見た。和尚の室を退がって、廊下伝いに自分の部屋へ帰ると…』「侍なのに無を悟れていない」と和尚に馬鹿にされた自分は、悟りを開いて和尚を斬るか、悟りを開けず切腹するかの二択を自らに課し、悟りを開くため無についてひたすら考える。

第三夜
『こんな夢を見た。六つになる子供を負ってる。たしかに自分の子である。…』田圃道を子供をおぶって歩いている。子供は盲目である。あぜ道を行くうち、子供は周囲の状況を次々と当て始め、恐ろしくなった自分は子供を放り出して逃げることを考える。道はいつしか山道へと入り、やがて一本の杉の木の前に辿りついた。すると子供が「御前がおれを殺したのは今からちょうど百年前だね」と言う。殺人を自覚したとたん、背中の子供が急に石地蔵のように重くなった。

第四夜
『広い土間の真中に涼み台のようなものを据えて、その周囲に小さい床几が並べてある。…』禅問答のような会話をしながら酒を飲んでいる爺さんが一人。河原の柳の下へ行き、取り出した手ぬぐいを蛇に変えると言う。やがて、爺さんは「今になる、蛇になる、きっとなる、笛が鳴る」と言いながら川の中に入っていく。

第五夜
『こんな夢を見た。何でもよほど古い事で、神代に近い昔と思われるが…』戦に敗れた自分は、敵軍の大将の前に引き出される。大将は鶏が鳴くまで処刑を待ってくれる。それを知ってか知らずか、自分の恋人は馬を駆って陣を目指す。

第六夜
『運慶が護国寺の山門で仁王を刻んでいると云う評判だから…』運慶が仁王像を彫っている。その姿を見物していた自分は、隣の男が「運慶は、木の中に埋まっている仁王を掘り出しているだけだ」と言っているのを聞く。自分でも仁王像を彫ってみたくなり、家にある木を彫り始めるが、何度やっても仁王は出てこなかった。

第七夜
『何でも大きな船に乗っている。この船が毎日毎夜すこしの絶間なく黒い煙を吐いて…』とにかく舟に乗っているのだが、乗っている理由がまったく分からない。不安になり水夫に話を聞くが、要領を得ない。ホールでピアノを弾く女性を見ているうち、むなしくなった自分は甲板から海へと飛び込む。

第八夜
『床屋の敷居を跨いだら、白い着物を着てかたまっていた三四人が、一度にいらっしゃいと云った。…』床屋に入り、鏡の前に座っていると、鏡の中を様々な人物が通り過ぎてゆく。

第九夜
『世の中が何となくざわつき始めた。今にも戦争が起りそうに見える。…』母は幼い子を連れ、夫の無事を祈って百度参りに出かける。子供を拝殿に残し、お参りを続ける母。

第十夜
『庄太郎が女に攫われてから七日目の晩にふらりと帰って来て…』庄太郎は水菓子屋で会った女に崖に連れて行かれ「ここから飛び降りろ」と言われる。拒否した庄太郎に、何万という豚が襲いかかる。

Wikipediaより

投票者の口コミ・感想

投票者の口コミ・コメント

漱石の本の中でも、夢の題材を扱ったのは本書だけだと思います。作品を深読みしていくと、漱石の養子に出された、愛情に恵まれなかった不幸な生い立ちにたいする悩みなど、本人の本質の深層を探っていくことができる非常に興味深い本です。

(40代・女性)

投票者の口コミ・コメント

こういう夢、あるなあと思いながら、自分の見た夢のこと等も思い出しつつ読みました。

女が死ぬ場面で、「なぜ夢の中って、自分の夢なのにこういうどうにもならないことが起こるんだろう」と読むたびに思います。

最も、最後の100年経って百合の花が咲くところで、夢じゃなくて良く考えて作り込まれた作品だなあと気づくのですが。

(20代・女性)

投票者の口コミ・コメント

愛する女性を思う男性の淡い心情が、美しい文章で描かれている。切ない感情が情景と合わさって、何度読んでも目頭が熱くなるような物語。明治時代に描かれた作品であるが、現代に生きる我々にも共感できるということが素晴らしいと思う。

(30代・女性)

3位:『吾輩は猫である』(10票)

第3位には、『吾輩は猫である』が選ばれました。

『吾輩は猫である』のあらすじ

あらすじ

物語の語り手は、珍野(ちんの)家で飼われている雄猫。彼に名前はなく、自分のことを吾輩と呼んでいる。生まれてすぐに捨てられた吾輩は、生きるために迷走しているうちに珍野家にたどり着く。家主である中学の英語教師、珍野苦沙弥(くしゃみ)は変人で、胃が弱く、ノイローゼ気味で、なにかと苦労が絶えない(漱石自身がモデルとされる)。

隣宅の雌猫、三毛子に吾輩は恋焦がれていたが、恋が実る前に彼女は風邪をこじらせて死んでしまう。この失恋は吾輩にとって大きな経験となる。その後も珍野家で暮らしながらさまざまな人間と出会う中で、彼は人間や物事を注意深く観察し、哲学するようになる。脚を4本もっているのに2本しか使わない贅沢さ。誰のものでもない地球を分割して勝手に所有地だと主張するおかしさ。伸ばしておけばいいのに髪をわざわざ整える不思議さ。猫の視点から見た人間は、実に変な生き物だ。

苦沙弥の元教え子2人の結婚が決まり、珍野家では内祝いが行われた。吾輩は胃を弱らせた苦沙弥の晩年を思い、死が万物の定めならば、自殺とは賢い行為なのかもしれないなどと考えていた。悟りに浸っていた吾輩は人間が飲み残したビールを舐めて酔い、水瓶に落ちてしまう。もがいても爪を立てても水瓶からは脱出できない。吾輩は抵抗をやめ、自然に身を任せることにした。「吾輩は死ぬ。死んでこの太平を得る」。彼は水の中に沈んでいった。

ダヴィンチニュースより

投票者の口コミ・感想

投票者の口コミ・コメント

作品の言い回しとか例えとか、文のスピード感などといったディテールが面白く、味わい深い内容となっています。

そして、旦那衆の皮肉の様な冗談の様な会話がだんだんと心地よくなり、作品にのめりこんでしまいます

(40代・男性)

投票者の口コミ・コメント

漱石の「多重人格的」「神経質」な性格が現れている本だと思う。もしこれが「猫」ではなく「犬」だったらそう展開していたのかと思うと考えられない。自分の周りにもう何人かの「自分」がいてその人が漱石自身や社会を見て猫に言わせる。草枕などにもつながる神経を感じます。改めたまた読み直したい気持ちが出てきました。

(60代・男性)

投票者の口コミ・コメント

猫を主人公に人間社会を風刺するというアイデアが凄いと思いました。昔の、まだ誰も近代というものをまともに体験しえていない時代に観察と皮肉を交えて社会を描き出す手法は素晴らしいと思いました。この作品のおかげで、明治という時代がその時代の雰囲気を伴って後の世に伝わっているのだと読んでて確信できた作品です。

(40代・男性)

投票者の口コミ・コメント

今作では猫目線で描かれる物語で猫独自の世界観と個人的な見解を楽しめる不思議な小説作品で意外と読まれていない作品で、いざ読んでみると面白いです。

猫好きな方に読んでもらえると良いかもしれません。最後も夏目漱石らしい終わり方です。

(20代・男性)

2位:『坊っちゃん』(11票)

第2位には、『坊っちゃん』が選ばれました。

『坊っちゃん』のあらすじ

あらすじ

親譲りの無鉄砲で子供の頃から損ばかりしている坊っちゃんは、家族から疎まれる少年期を過ごす。そんな中、下女の清だけは坊ちゃんの曲がったことが大嫌いな性格を気に入り、可愛がってくれていた。

父親と死別後、兄から渡された600円(兄は同時に清に与えるようにと50円を渡した)を学費に東京の物理学校 に入学。卒業後8日目、母校の校長の誘いに「行きましょうと即席に返事をした」ことから四国の旧制中学校に数学の教師(月給40円)として赴任した。授業は1週21時間(第7章)。そこで教頭の赤シャツや美術教師の野だいこ、数学主任の山嵐、英語教師の古賀と出会う。

赴任先で蕎麦屋に入って、天麩羅を4杯頼んだこと、団子を2皿食べたこと、温泉の浴槽で遊泳したことを生徒から冷やかされ、初めての宿直の夜に寄宿生達から手ひどい嫌がらせを受けた坊っちゃんは、寄宿生らの処分を訴えるが、赤シャツや教員の大勢は事なかれ主義から教師全体の責任としながら、坊っちゃんに生徒の責任を転嫁しようとした。この時に筋を通す処分を主張したのは、仲違い中の山嵐だった。結局生徒達は坊ちゃんへの謝罪と厳罰を受けることになるが、宿直当日に坊ちゃんも温泉街へ無断外出をしたため、外食店への出入り禁止を言い渡される。

やがて坊っちゃんは、赤シャツがうらなりの婚約者マドンナへの横恋慕からうらなりを左遷したことを知り義憤にかられる。このことで坊っちゃんと山嵐は過去の諍いを水に流し意気投合。彼らを懲らしめるための策を練る。しかし、赤シャツの陰謀によって山嵐が辞職に追い込まれることになってしまう。坊っちゃんと山嵐は、赤シャツの不祥事を暴くための監視を始め、ついに芸者遊び帰りの赤シャツと腰巾着の野だいこを取り押さえる。当初の予定通り、夜明けに山嵐と芸者遊びについて詰問し、しらを切る彼らに天誅を加えた。

即刻辞職した坊っちゃんは、東京に帰郷。清を下女として雇い、街鉄の技手(月給25円)となった。

Wikipediaより

投票者の口コミ・感想

投票者の口コミ・コメント

都会育ちでちょっと荒々しいところがありながらも、赴任地の田舎でも自分に素直にまっすぐ生きるぼっちゃんの姿が好きです。噂話大好きな人々や、正義より大義や見栄、といったような現代にも通じる田舎あるあるは残念な気持ちにさせられます。最後に淡々と短く綴られる坊っちゃんの後日談に、せいせいするような、でもどこかどうにもならない世の理不尽を見せつけられたような、複雑な読後感になりますが、それも魅力の1つな小説だと思います。

(30代・女性)

投票者の口コミ・コメント

真っすぐゆえに家族からは少し疎まれ、人間関係もぎくしゃくする主人公にシンパシーを感じます。赴任先の学生たちは、坊っちゃんの食べたものやら温泉で泳いだことやらを執拗にからかいます。生徒たちには新任教師は大きな異分子。嫌がらせで教師を刺激するのも、どう対処するかを見て技量を図る意味もあるのかと思います。教頭や教師たちとのエピソードでは人間の狡さや弱さ、誇りや優しさを感じ、生きることのむつかしさや喜びを思いました。生徒であろうが、教師であろうが筋を通すのが坊ちゃん。ほどなく辞職し東京に戻りますが、坊ちゃんの性格を理解し愛してくれる清にみせる優しさに彼の本質が見えるようです。

(60代・女性)

投票者の口コミ・コメント

どこまでも皮肉めいた文体、無鉄砲を貫いた坊ちゃんの生き方、こんな風に生きることもありなのかな、と思わせてくれます。実際には難しいと思いますが、特に現代の複雑な世の中では。

最後に、坊ちゃんを無条件に愛してくれた清とともに生きることにしたラストが特に好きです。清と仲良く暮らせますように。

(40代・女性)

投票者の口コミ・コメント

爽やかで躍動感のあり、夏目漱石の弾ける若さが目に眩しい作品です。解説の先生の文章にも読まれるように、一気呵成に書き上げた迫力のようなものが伝わってきます。読者を笑わそうとする意図にも何の嫌味もなく、文章を書くのが楽しくてたまらないという、稀有な文才が開花した頃の美しい一つのジュエリーのようです。さしづめ、「作:夏目宝石」とでもいったところでしょうか。お読みでない日本人はそれほど多くはないと思いますが、もし、あなたがそんな少数派でしたら、是非ご一読の程を。

(50代・女性)

投票者の口コミ・コメント

中学の国語の教科書に載っていた。走り出しの言葉が率直で文面も分かりやすく惹かれ単行本を購入。

最初から最後まで一気に読めた。坊ちゃんがあらゆる場面で選択をしていくのだが若さ故なのかそれとも性格なのか実にグダグダと現代人のように屁理屈をこねて悩むこともなくスパッと決めていくところが爽快で面白かった

今の情報化社会の中で失った、二度と戻らない「人間らしさ、純粋さ、誠実」がこの小説にはつまっている。

(50代・女性)

 

1位:『こゝろ』(26票)

第1位には、『こゝろ』が選ばれました。

『こゝろ』のあらすじ

あらすじ

上 先生と私
語り手は「私」。時は明治末期。夏休みに鎌倉由比ヶ浜に海水浴に来ていた「私」は、同じく来ていた「先生」と出会い、交流を始め、東京に帰ったあとも先生の家に出入りするようになる。先生は奥さんと静かに暮らしていた。先生は毎月、雑司ヶ谷にある友達の墓に墓参りする。先生は私に何度も謎めいた、そして教訓めいたことを言う。私は、父の病気の経過がよくないという手紙を受け取り、冬休み前に帰省する(第二十一章から二十三章)。正月すぎに東京に戻った私は、先生に過去を打ち明けるように迫る。先生は来るべきときに過去を話すことを約束した(第三十一章)。大学を卒業した私は先生の家でご馳走になったあと、帰省する。

中 両親と私
語り手は「私」。腎臓病が重かった父親はますます健康を損ない、私は東京へ帰る日を延ばした。実家に親類が集まり、父の容態がいよいよ危なくなってきたところへ、先生から分厚い手紙が届く。手紙が先生の遺書だと気づいた私は、東京行きの汽車に飛び乗った。

下 先生と遺書
「先生」の手紙。この手紙は、上第二十二章で言及されている。「先生」は両親を亡くし、遺産相続でもめたあと故郷と決別。東京で大学生活を送るため「奥さん」と「お嬢さん」の家に下宿する。友人の「K」が家族との不和で悩んでいるのを知った先生は、Kを同じ下宿に誘うが、これが大きな悲劇を生む。手紙は先生のある決意で締めくくられる。

Wikipediaより

投票者の口コミ・感想

投票者の口コミ・コメント

夏目漱石、後期三部作の一つで学生時代に目を通した方が多い作品だと思います。私自身、学生時代に読んだ際、登場人物の心情が理解できませんでした。若い年代だと、なんでこのラストになるのだろう?と理解しがたい部分もあるかと思います。

しかし年齢を重ねてから、この作品に触れると様々な背景や登場人物が求める人物像、理想の在り方など登場人物の心情が細やかに描写されています。ここまで二回目に読んだ印象が変わった作品はないです。下で繰り広げられる、先生とKのお互い秘めた想いでのやり取り、心理描写は秀逸だと思います。お嬢さんの立ち振舞いもまた揺さぶりをかけるような所も、人間の奥深さを感じます。読み終えた後に感じる、タイトルの美しさは圧巻です

(30代・女性)

投票者の口コミ・コメント

人間の残酷さと儚さ、それゆえの美しさを表現しているとても繊細な作品だと思います。10代の時の私も、40代の今の私でも何か投影するものがある、言葉や心の重さを改めて実感できる年齢を問わずに味わえる一冊。

(40代・女性)

投票者の口コミ・コメント

年齢によって、感想や解釈が変わるから。高校生の時、学校の宿題で読んだのが始まりで、その後大学生、社会人1年目の時に読み返した。普段本をあまり読まないのだが、なぜだが「こころ」は、年を重ねてから再び読みたくなる。おそらく、30代、40代と年をとる度に、また読むだろうなと想像できてしまう

(20代・女性)

投票者の口コミ・コメント

高校生のころ、国語の教科書に一部分が載っていて、授業では使われなかったけど暇つぶしに読んでみたら全部読んでみたくなったというのがこの本を手に出したきっかけです。

『こころ』は上・中・下の3部構成で、上・中は主人公である私の目線ですが、下は先生が主人公に当てた手紙になっていて、この手紙の部分の読みごたえが素晴らしい、と何度読んでも思います。手紙は先生が主人公くらいの年齢の頃に冒してしまった失敗と後悔を告白する内容になっていて、よくない方向に進んでいくのが止められない切なさ・苦しさは普遍的で初めて読んだときから自分が年齢を経ても古く感じることがありません

(40代・女性)

投票者の口コミ・コメント

こころは、昔ながらの恋愛本で、私とKの心理戦だなとも思えました。Kも私もすごい賢くて、頭の良い人の恋愛はこんな感じなんだなとも思い、読んでるうちにはまりました。お嬢さんのことが好きな私の気持ちもよく伝わり、Kのことをさぐる私は細かい方法で、相手をさぐるというのがうまいとも思います。同時に、好きな人への想いはずっと持ってるということは昔も変わらないと思いましたね。

(20代・男性)

投票者の口コミ・コメント

国語の教科書に載っていて幼い時に読んで小説の力というものに激しく心を揺さぶられました。主人公が尊敬する先生が若き日に三角関係から卑怯な手段を使い親友を自殺に追い込んでしまいます。念願叶い愛する女性と結婚してもずっと悔やんでいる、というストーリーは普遍的な恋愛物語と少し違い、愛と友情のバランスの難しさ等が学べ非常に若者の心を繊細に捉え印象深い作品です。

(40代・女性)

投票者の口コミ・コメント

なんでもないような、どこにでもある日常のワンシーンを舞台に、しかし深い闇を抱えた男の心、そしてそんな彼の死を生涯に渡って引きずり続ける者達の心、そんな繊細な心の動きを見事に描き切っています。決して派手な設定に頼らず、見事な物語を紡ぎだすところに、流石の文豪を感じます

(20代・男性)

投票結果の一覧

投票結果の一覧は、以下の通りでした。

  1. 『こころ』:26票
  2. 『坊っちゃん』:11票
  3. 『吾輩は猫である』:10票
  4. 『夢十夜』:6票
  5. 『三四郎』:3票
  6. 『それから』『倫敦消息』『虞美人草』『文鳥』:1票

 

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夏目漱石の小説・作品一覧

その他の作品も含めた、夏目漱石の小説・作品の一覧をまとめました。

長編小説・作品

  • 『吾輩は猫である』(1905年・ホトトギス)
  • 『坊っちゃん』(1906年・ホトトギス)
  • 『草枕』(1906年・新小説)
  • 『二百十日』(1906年・中央公論)
  • 『野分』(1907年・ホトトギス)
  • 『虞美人草』(1907年・朝日新聞)
  • 『坑夫』(1908年・朝日新聞)
  • 『三四郎』(1908年・朝日新聞)
  • 『それから』(1909年・朝日新聞)
  • 『門』(1910年・朝日新聞)
  • 『彼岸過迄』(1912年・朝日新聞)
  • 『行人』(1912年・朝日新聞)
  • 『こゝろ』(1914年・朝日新聞)
  • 『道草』(1915年・朝日新聞)
  • 『明暗』(1916年・朝日新聞)

短編小説集・作品

  • 『漾虚集』(1906年・大倉書店)
  • 『四篇』(1910年・春陽堂刊)

評論・随筆

  • 『文学論』(1907年・大倉書店)
  • 『文学評論』(1908年・春陽堂)
  • 『思ひ出すことなど』(1910年・朝日新聞)
  • 『硝子戸の中』(1915年・朝日新聞)

旅行記・ノンフィクション

  • 『カーライル博物館』(1905年)
  • 『満韓ところどころ』(1909年・朝日新聞)

句集・詩集

  • 『漱石俳句集』(1917年・岩波書店)
  • 『漱石詩集 印譜附』(1919年・岩波書店)

映画化された小説・作品

  • 吾輩は猫である(1935年、原作『吾輩は猫である』)
  • 坊っちゃん(1953年、原作『坊っちゃん』)
  • こゝろ(1955年、原作『こゝろ』)
  • 三四郎(1955年、原作『三四郎』)
  • 坊っちゃん(1958年、原作『坊っちゃん』)
  • 坊っちゃん(1966年、原作『坊っちゃん』)
  • 心(1973年、原作『こゝろ』)
  • 吾輩は猫である(1975年、原作『吾輩は猫である』)
  • 坊っちゃん(1977年、原作『坊っちゃん』)
  • それから(1985年、原作『それから』)
  • ユメ十夜(2006年、原作『夢十夜』)

まとめ

今回は、夏目漱石のおすすめ作品について、独自のアンケート結果を踏まえて、分かりやすくまとめました。

近代文学を代表する明治の文豪、夏目漱石の小説・作品をぜひ読んでみてください。

 

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